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地デジ化でNHKの受信料はどうなるのか

Posted : 2011/06/30

 こんにちは、呉事務所の相川祐一朗です。

 昨日も今日も広島も30℃を超える真夏日でした…

 まだ6月なのにこんなに本気を出されると、これから先が思いやられます。
 今年の夏はカチューシャが流行るのでしょうか。

 私が広島に来て半年ほどになるのですが、4月になってようやく広島でもAKBINGO!が見れることに気づきました。
 知らない方のために説明致しますと、AKBINGOは日本テレビ系でやっているAKBの冠番組です。最近でこそ夕方やゴールデンでも冠番組を持っていますが、以前は唯一の番組でした。
 しかし、関東・東海エリアでしか放送がなく、見たくても見れませんでした。まさか広島で見れると思わなかったので、毎週チェックするようにしています。
 唯一不満な点は、放送が2週間遅れということでしょうか。

 さて、AKBを見るのにもテレビが必要ですが、皆さん、地デジ化はお済みでしょうか?

 念のために先に言っておくと、草彅君ファンなわけでも奇妙な鹿のキャラクターのファンでもありません。
 せんとくんには心惹かれています。

 そういえば、あの奇妙な鹿は草彅君を下ろして代わりに出てきたのではなかったでしょうか。いつの間にか草彅君と仲良く出ていますが、きっと草彅君は心中穏やかでないでしょう。

 それはそうと、もう後1か月ほどでテレビが地デジに完全移行することが決まっています。今後それを巡って問題が生じるのではないかと言われています。

 そもそも、何もしなければ来月末にはテレビが見れなくなるのですから、これは大問題です。
 総務省は3月に昨年末時点で約95%の家庭に普及していると発表しましたが、この高齢化社会の中、調査対象から80歳以上が外されていたり、一台に複数のチューナーがカウントされていたりと、実態からはかけ離れているのではないかと言われています。生活保護世帯にはチューナーが無償で配布されるとか色々考えてはいるみたいですが、この不況の中、家計には大きな打撃です。

 さて、万が一地デジ化しないでテレビが見れなくなったら、NHKとの契約はどうなるのでしょうか?

 以前、鳥居弁護士のブログでも取り上げられていましたが、放送法32条1項は、NHKの受信料に関し、「協会(NHK)の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない」と定めています。

 NHKと契約したとして、地デジ化しないまま来月末以降テレビが見れなくなった場合、料金の支払いをストップさせることができるのでしょうか。

 「受信することのできる受信設備」という文言からすると、受信できなくなれば解約することができると考えるのが妥当でしょう。

 しかし、地デジに対応しているかどうかを一軒一軒調査するわけにはいかないし、実際は受信できるけどできないことにして解約しようと考える人がいても不思議ではないですよね。NHKも簡単に認めるとは思えないので、例えばテレビを撤去する等、どういう場合に解約ができるのかの判断基準が必要になるのかもしれませんね。

 ちなみに、一時期NHK受信料の不払いが流行りましたが、一度契約したものを履行しなければ債務不履行ですので、たまにNHKに訴えられているように勝ち目はほぼありません。
 先ほど述べたように、テレビがあればNHKとの契約は義務になりますが、それ自体に罰則規定はないので契約しないことをもって受信者を訴えることは難しいと思います。しかし、一度契約すれば料金支払い債務が発生するので、それを支払わないというのは、物を買った時に代金を支払わないのと同じような扱いになるのです。
 契約したら解約するまで払い続けなければいけません。

 今回の地デジ化で、NHKもある程度の減収は見込んでいるようですが、実際7月24日以降がどうなるのか、目が離せませんね。




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