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AKB総選挙に問題はあるか

Posted : 2011/06/15

 こんにちは、呉事務所の相川祐一朗です。

 総選挙、終わりましたね。
 梅ちゃんは22位と過去最高位を更新し、アンダーガールズのセンターになれたので、個人的にはとても満足です。客の少ない中、東京タワーでDJをしているのを見に行った日々が懐かしく感じます。
 私も梅ちゃんに3票投票しました。名前を呼ばれた瞬間は自分のことのようにうれしかったです。たかみなのコメントにもありましたが、「努力は必ず報われる」まさにこれですね。
 ただ、全体としては、初めて1位が入れ替わった昨年と比べると衝撃はなかったように思います。やはり昨年の興奮は忘れられません。

 それにしても、今回私は映画館で中継を見ていたのですが、映画館もほぼ満席になっていました。客層も高校生から社会人まで幅広く、AKBの人気を再確認させられました。会場を含めて、一体全国でどれほどの人が総選挙を見に行っていたのでしょうか。
 印象的だったのが、映画を観終わった高校生らしき集団が、「来年はお金貯めていっぱいCD買おう!」と話をしていたことでした。運営サイドとしては、まさに戦略通りというところでしょうか。
 そういえば、開票後のコメントで優子が、「票数は皆さんの愛です」と言って話題になりましたね。まあ愛かどうかは別として、投票した人の意思を反映しているのであればいいのではないかとは思います。

 投票した人の意思といえば、最近、昨年7月の参院選を巡って、1票の格差が違憲もしくは違憲状態にあると判示する高裁判決が複数でています。
 これは、昨年7月11日投開票の参院選で、議員1人当たりの有権者数が最小の鳥取選挙区と最多の神奈川選挙区との間で5倍の格差が生じたことを問題として、全国で選挙無効を求めた裁判がされたもので、現在も係争中となっています。

 1票の価値というのは、本来平等でなくてはなりません。
 Aさんの1票がBさんの2票分の価値があったとしたら、Bさんにしてみればたまったものではありませんよね。投票した人の意思が正しく反映されないといえるのではないでしょうか。
 昨年7月の参院選では、鳥取のAさんの1票は神奈川のBさんの5票分の価値があったというのですから、文句が出るのも当然です。

 もちろん、選挙区割りの問題もあるので、1票の価値を全く同じにすることはできませんが、それでもこれだけの格差ができて、しかも何の措置も取られてこなかったのですから、違憲もしくは違憲状態という判断がなされるのも納得ができます。
 AKB総選挙でも、新規ファンの投票の価値が古参ファンの半分以下だったら、新しいファンは納得しないでしょう。いや、納得しません。

 やはり、投票価値の平等は選挙におけるもっとも重要な要素の一つであることは疑いようのない事実です。最高裁がどういった判断をするかはともかく、こういう状態が続いていること自体が大きな問題だと思います。

 そういう意味では、今回の総選挙は色々物議を醸しましたが、1票の価値が平等になっているという点において、国政選挙より問題の少ない選挙だったといえるのかもしれませんね。




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