全国発リーガルジャパン弁護士ブログ

映画と映画音楽

Posted : 2012/06/27

札幌の塚谷です。

著作権法上,映画は著作物として認められていますが,映画のみに著作権が認められるわけではありません。映画は,原作があり,映画音楽があり,美術がある等,様々な創作活動の集合体であり,それぞれについても著作権が認められます。

このように,映画においては,様々な独立した創作活動が不可欠となるのですが,最終的には全てが集合し,編集がなされて一つの作品となります。そして,素晴らしい映画というのは,様々な分野のスペシャリストの個性が発揮されつつ,それらが見事に融合しているものであると思います。

その融合として,一番わかりやすいのが,映画音楽と映画の関係ではないでしょうか。映像は視覚で感じ,映画音楽は聴覚で感じるため,映画において映画音楽は不可欠な要素となります。

映画音楽を巧みに利用することで,映像のインパクトを増加させている映画があります。例えば,スタンリー・キューブリック監督の『時計じかけのオレンジ』では,冒頭の方で主人公が女性を襲うシーンがあるのですが,そこでジーン・ケリーの『雨に唄えば』という何とものんびりとした音楽が使われています。これによって,主人公の狂気が余計強く伝わってきて,一気に映画に引きつけられます。これにはやられました。映像と音楽が巧みに融合している場面って,いつまでも記憶に残るんですよね。

このように,深刻な場面であえてコミカルな音楽を使うことは,多くの映画で見られる演出なんですが,やはり,いい場面でいい音楽がかかると,単純に感動が強まることはあります。今まで感動した映画を振り返ってみると,ほとんどの映画は音楽が素晴らしいんですよね。まさに,映画と音楽が巧みに融合している映画なんだと思います。最近では,『奇跡のシンフォニー』という映画が,非常に素晴らしい音楽を使っていました。

皆さんも,「へー。この場面でこの音楽をチョイスしたかー。センスあるなー」とか,「いやー,ここは敢えてこういう感じの音楽でしょ」とか,音楽に着目して映画を観ると楽しいですよ。ダニー・ボイルなんて監督は,音楽の使い方がたまんないのでお勧めです。




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