全国発リーガルジャパン弁護士ブログ

総選挙と公職選挙法

Posted : 2012/05/02

 こんにちは、呉事務所の相川祐一朗です。

 
 まず私、反省しなければなりません。
 昨日、広島の某番組に生出演した際のこと、

アナウンサーさん「相川さんは、AKBで誰がお好きなんですか」
   
    私   「篠田麻里子さんです」

  …

 
  ……

 
  ………

 
  …………

 
 
 ああなんということでしょう。
 みなさんご存じの通り、押しも押されもせぬ梅ちゃん推し。
 それが何故麻里子様と言ってしまったのか。
 裏切りととられても反論できません。

 しかし、言い訳させてもらえるのであれば、これには理由があるのです。
 リハーサルの際に梅ちゃんと言った瞬間の、現場の誰もわからない感。
 テレビ慣れしていない私でも、この空気が微妙であることを察知しました。
 どうしようか考えに考えた挙句、そこで口をついて出たのが、「篠田麻里子さん」だったのです。
 
  
        梅ちゃんごめんなさい。
 
 
 しかし、AKBへの入り口が麻里子様であったことは確かなので、嘘をついているわけではないのです。
 実は私、まだAKBにさして興味もなかった頃に、魅惑のポーカーフェイス、彼女を見てAKBに入っていきました。
 そのころは、まだ梅ちゃんの魅力にも、旧チームKの魅力にも気づいていない超絶新規でしたから、麻里子様かわいいなーくらいの認識しかありませんでした。
 
 AKBの魅力は、蓮見弁護士もアツく語っているように、それぞれのメンバーにそれぞれのエピソードがあり、成長があり、そこに必ず自分の求めるものがあるんですね。
 そして、自分の推しメンを見つけていく。このスタイルは今までなかったのではないでしょうか。

 今でこそ有名になったのでそれぞれのメンバーから入っていくファンも増えましたが、売れる前は、麻里子様・こじはるあたりから入っていって自分の推しを見つけていく、これが一般新規からのルートだったと思います。
 
 そして多分に漏れず、私も麻里子様から入り、もはや押しも押されもせぬ梅ちゃん単推しというわけです。
 
 
 長くなりましたが、要は、

 「今後、釈明の機会があれば是非したい」
 
 そういうことです。
 
 
 
 
 
 さあ、気分を切り替えて!

 総選挙まで、約1ヶ月となりました。
 梅ちゃんがどんな躍進を見せるか、世間の話題はそれで持ちきりですが、今回は選挙の際の禁止事項について考えてみたいと思います。

 よく、政治家が選挙後に公職選挙法違反で逮捕というニュースを聞きます。
 選挙におけるルールを定めているのが公職選挙法なのですが、選挙の際は立候補者も必死。当選すれば先生、落選すればただの人、多少強引な手を使っても…という誘惑に駆られるのもわからなくはありません。

 ただ、ルールはルールなので、誘惑に駆られそれを破ってしまった人が選挙後に摘発されてしまうということが後を絶たないのも、また必然なのでしょう。

 
 公職選挙法では、

・選挙運動をしていい期間
・街頭演説していい時間帯
・戸別訪問の禁止
・飲食物提供の禁止
・事前運動の禁止
・文書図画頒布の制限
・ポスター等の掲示場所の制限
・泡沫新聞の制限

などなど、選挙期間中の運動方法についても細かく制限しています。
 いわゆる公示日以降でなければ選挙運動はしてはいけないし、午前8時から午後8時の間しかスピーカー使って街宣してはいけないし、戸別に有権者宅を訪問してもいけない。
 
 
 こうして見ると、かなり厳しい規制が敷かれています。
 また、本当にこの規制が必要なのか、合理的なのかといわれているものもあります。
 とくに戸別訪問なんかは、自分の考えを詳しくわかってもらういい方法ではあるので、これを単純に規制していいのかという疑問もありますし、事前運動についても、現職候補なら事前運動かどうか事実上わからないじゃないかという疑問もあります。
 
 
 実際に裁判でも、戸別訪問規制が許されるのか、事前運動の禁止が許されるのか等争われており、裁判所としては、公正な選挙がなされるためという観点から許されるという判断をしています。
 
 
 わかりやすくAKBに置き換えると、戸別訪問規制でいえば、ただの握手会ではなく梅ちゃんが投票してくれと自宅に来たら、何十枚何百枚でも買ってしまうファンが出てしまう、それはもはや買収ではないかということです。

 たしかに、梅ちゃんに自宅に来られれば、迷っていても数十票は入れてしまうということもあるでしょう。

 さらに、飲食物提供規制でいうと、万が一手作りのお菓子を梅ちゃんに持ってきてもらったとしたら…
 もう何百票入れてしまうかわかりません。

 
 つまり、公職選挙法としては、こうした不公正な票集めはしてはいけませんよ、公正に選挙運動しましょうね、ということを定めているのですね。
 
 

 ところで、AKB総選挙は、公職選挙法の規定を受けないので、戸別訪問も飲食物提供も禁止されていません。
 今回の選挙でこうした不正?な票集めがないよう願うばかりです。

  
 
 え?私ですか?
 梅ちゃんから手作りのお菓子貰えるなら、何票でもいれますよ。




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